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【カロスダブル】2014世界大会LCQ使用構築~二枚妖精竜ダブル威嚇電磁波鬼火コントロール~【PT】

WCS2014のラストチャレンジに参加してきました。

そこで使用したパーティを公開します。

 

結果はベスト64でじゃれつくを大事な場面で何回も外し、敗退してしまったものの、自分の中でのカロスダブルの結論ともいえるパーティを完成させられることができたと思っているので、よければみてください。

 

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【個別紹介】

サーナイト@オボンの実 159(124)-x-101(124)-146(4)-136(4)-145(252)

ムーンフォース/サイコキネシス/鬼火/神秘のまもり

 

構築の出発点ともいえるポケモン

カロスダブル後期になってきて再び電磁波や鬼火等の状態以上技が猛威を奮っていると感じ、しんぴのまもりサーナイトを考えました。

ガルーラクチートなどを使っていると相手のサンダーやロトムヤミラミなどによる電磁波鬼火が非常に重たいことから積極的にしんぴのまもりを貼っていきます。

次に選択した技は鬼火です。サーナイトの鬼火は読まれにくく強力です。

マッチ2戦目以降、鬼火神秘がばれてしまってるときに集中攻撃を誘いやすいので、守るをいれたかったのですが、どうしてもムーンフォースサイコキネシスの打点は必要でした。

配分は、ガルーラ等にだしていくのでBに厚めに振り、最速としました。これはドーブルの上をとって神秘をはることが重要なのと、個人的にカロスダブルのようなミラーが発生しやすいルールではなるべくSをあげたほうがいいと感じているためです。

 

クチートクチートナイト 147(172)-146(220)-106(4)-x-76(4)-84(108)

                                             メガ時→147-168-146-x-116-84

アイアンヘッド/ふいうち/じゃれつく/守る

 

僕がカロスダブル最後に選んだ メガシンカはやはりクチートでした。

発売当初からずっと使い続けているお気に入りのポケモンであり、理解度もかなり高いと自負しています。

非トリルパーティでのクチートを扱う上で重要になるのが、不意打ちのダメージ量だと思っているので、慎重にしてAを下げる選択はあまりとりたくありません。

Sは相手の追い風時麻痺した最速100族を抜けるように振りました。こうすることで大体のクチートミラーで先手をとれます。(それでもたま~に抜かれましたが)

 

ギャラドス@ソクノの実 191(164)-145-99-x-132(92)-146(252)

たきのぼり/ストーンエッジ/電磁波/挑発

 

メガクチートを使う上で重要となってくるS操作手段として、電磁波ギャラドスを採用しました。

挑発は相手のモロバレル等を無力化させたり、ギルガルドクチートの不意打ちで縛るために必要な技です。

最後の枠にはストーンエッジ、氷の牙、守るなどが候補としてあがりますが、雨パーティの急激な流行により増加しそうなリザードンに対しては厚めにしておきたいのでストーンエッジとしました。

相手のサンダーやロトムの前でも1回の行動を保障するソクノの実をもたせました。

マンムーをこのポケモンに任せているので、Sは当然最速にしました。

クチートを同時に初手に出して威嚇を一気に2回ぶつける選出もしたりします。

 

サザンドラ@いのちのたま 167-x-111(4)-177(252)-110-165(252)
流星群/悪の波動/だいもんじ/守る
 
よくいろんなパーティに採用されている眼鏡サザンドラとは違いこの構築では珠サザンドラを採用しています。
眼鏡の火力もとても魅力的ですが、いのちのたまにより火力をある程度維持しつつ、技をうちわけられるサザンドラはそれを遥かに超える強さを持ってると思っています。
具体的には初手竜対面で、相手の裏からクチートがでてきそうなタイミングでリスクの高い炎技を選択しなくても良いという利点や、Dの厚いオボンロトムに対して、眼鏡だとあくのはどう3発かかるのに比べ、これの場合あくのはどう→流星群とうつことでオボンを食べられずに2ターンで処理することができます。
 
補正をかけても100族を抜けないSなので、最速にする意味がないと思われがちですがそれは違います。 Showdownで何百戦もやってる人は知っているかもしれませんが、外人は(ほぼ)皆火力耐久志向です。たとえば眼鏡ボーマンダ、眼鏡サザンドラリザードン、等は全員控えめ運用。メガガルーラキリキザンメガバンギラス等ですらいじっぱり運用している人がいるくらいです。もちろん火力に補正をかけるのは間違ったことではないですが、そういう環境であるからこそ、S補正ぶっぱは単純に強いです。
実際に、サザンドラミラーでも抜かれたことは一度もありませんし、LCQ2戦目のトリスタさん?戦では相手の眼鏡ボーマンダの上から流星群を決めて勝利をつかんだこともありました。
 
ガブリアス@こだわり鉢巻 191(60)-172(172)-116(4)-x-108(20)-169(252)
ドラゴンクロー/地震/ストーンエッジ/炎の牙
 
せっかく浮いてるポケモンが多いので高火力範囲技の地震をその高い攻撃種族値からタイプ一致で放てるカロスダブルの王、ガブリアスを採用。
ストーンエッジはサンダー、ヒートロトムを一撃で落とせる可能性があるため非常に有用な技です。それとギャラドスだけでは心もとない対リザードンをみます。
ワイドガードによる妨害もきかないのでとても強力な技でした。
炎の牙についてですが、日本ではあまりみないナットレイも、海外環境ではかなり数の多いポケモンだと思うので、パーティに炎打点は最低でも2つはもっておきたいという理由で採用しました。
 
○サンダー@こだわりスカーフ 166(4)-x-105-194(252)-110-152(252)
10まんボルト/ボルトチェンジ/放電/めざめるパワー氷
 
ここまでで全体的に中速気味なパーティになってしまっているのでスカーフをもった奇襲性の高いポケモンがほしいと思いスカーフサンダーを採用。
スカーフサンダー自体は6月のINCで使って以来、非常にポテンシャルの高いポケモンだと感じていたため即採用に至りました。
技についてはボルトチェンジが雷かでずっと迷っていたが、本番では立ち回りの幅が広がるボルトチェンジを採用。
8月に入ってからスカーフを持ったサンダーも一定数見るようになっていき、ミラーが発生することを考え、Sを準速としました。
 
 
11月からひたすらカロスダブルのみをやり、考え、環境の変貌を見てきた自分にとってこのルールが終わってしまうのはとても悲しいですが、こうして自分で納得のいく構築を組めたことに対しては満足しています。
また来年の公式大会に向けて精進していきたいと思いますのでよろしくおねがいします!